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活動報告

全国男性看護師会発足会を開催しました

平成26年7月5日(土)に三重県教育文化会館において全国男性看護師会発足会を開催しました。

当日の参加者は、男性看護師を中心に三重県をはじめ神奈川、静岡、奈良などから51名の参加があり、盛況に    終えることが出来ました。

伊藤挨拶前田講演

(左:開会挨拶する実行委員長の伊藤、右:全国男性看護師会発足の経緯を説明する本会代表前田)

第1部では、男性看護職への期待とのテーマで三重大学医学部附属病院副院長・看護部長 門脇文子氏、名古屋アイクリニック院長 中村友昭氏から講演をいただきました。

門脇氏からは、少数派であり良くも悪くも目立つことがあるが、目立つこと注目されることは逆に強みであるとの言葉をいただき、少数派であることを消極的に捉えず積極的に行動することの重要性をあらためて考える機会となりました。また、男性看護師のキャリアにつても様々な可能性があることをご紹介いただきました。

門脇全体NO2

中村氏からは、男性と女性の生物学的な違いから生じる行動や思考の両者の特徴などについてお話しいただきました。また、中村氏ご自身の経験から男性看護師の良さや期待すること、女性看護師とより良く協働するために心がけることなどについてもお話しいただきました。

中村講演

お二人から頂いた男性看護師への温かいメッセージは参加者の励みになったと思います。

第2部の交流会では、門脇氏、中村氏も交え参加者が4~5名にグループに分かれワールドカフェ形式で、【男性看護師の理想と夢】をテーマに話し合いました。お菓子とお茶を片手にリラックスした雰囲気の中で時には笑いも交えながら和気藹々と話し合いが進みました。今回は、発足会ということで、男性看護師の苦悩や問題、課題といったことには触れず、現実可能か否かはさておき、理想と夢について話し合いました。途中で、他のグループの話し合いの様子や内容を自由に見聞できる時間も設けました。

第2部風景3

第2部風景2

第2部風景1

そして、各グループから出された意見を発表していただきました。発表の中では、「男性看護師と女性看護師が1:1の病棟になるとよい」「男性看護師だけの病棟をつくってみたい」「かっこいい男性看護師になりたい」などなど色んな意見が出されました。発表を聞きながら、参加者はうなずいたり笑ったりととても和やかな雰囲気で、参加者の方お一人お一人の表情がとても素敵でした。最後に、[明日から出来ること]を一人一言書いて、交流会は終了しました。

発表2発表1

また、発足会の内容や運営について参加者の皆様にご記入いただいたアンケートからも良い評価をいただき、参加者の皆様にとって有意義な会になったのではないかと思っています。

集合写真

交流会で出された意見などについては、内容がまとまり次第皆様にご報告させていただきます。